河口堰問題の解決

河口堰問題の解決

ゴミの引き上げ→リサイクル→ウッドチップなどの返還→バイオ燃料

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2025/6/1 日曜日
タイトル:海と川は繋がってるから

「上流である川の環境が悪ければ、その先にある海も元気ではいられない」ということで、川も研究すべく、長良川下流域環境観察会に参加してきました。

共に伊勢湾へ流れ込む、木曽川・長良川・揖斐川の違いを、愛知・岐阜・三重を跨いで観察しました。

堤防1本隔てただけで生態系に違いがあり、特に揖斐川は、サワガニが豊富で、汽水域では現在でもシジミ漁ができる清流なんだそうです。

木曽川では、干潮の時に川底の一部が出現し、現れたヘドロにも空気が触れます。川底の土にまで酸素が行き渡らないと、シジミなどが住めなくなってしまいます。イトメがヘドロを耕し、川底の酸素濃度を高める役割を担っています。

長良川は、河口堰によって塩水の浸入を防ぎ、人工の地下トンネルで遠く知多半島などまで運ばれ、生活用水になっているとのこと。皆さんがセントレア空港で飲んでいるのは、長良川の水なんですって。

海苔で学んだリンと窒素の重要性に加え、酸素濃度も元気な海をつくる重要要素として覚えておこうと思います。